in my blood river

・.: * .。・。.:*。タロットと星読みのひとりごと*。・.: * .。・。.:*。

石岡瑛子展観てきました。

そして今日は、同業者の友人と超久々に会い、清澄の東京都現代美術館へ「石岡瑛子展」観に行ってきました。

 

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いいお天気とポカポカ陽気もあってか、めっちゃ込んでた。汗

私たちは事前に予約チケットを取っていたので、ほぼ待たずに入れたけど、普通にチケット買って入るのは30〜40分待ちだったみたいです。もし、これから見に行こうかな〜と考えてる方がいたら、事前にHPで予約チケット買っておくことをおすすめしますよ〜!

 

石岡さんは、衣装デザイナーとしてアカデミー賞も受賞されているので、そのイメージが強いけれど、個人的には資生堂時代や、PARCOの広告を手がけていた時の方が好きだし興味がある。当時の版下や、デッザンなんかも残っていて、そちらがすごく興味深い。指示の出し方とか、想定したものをメモったものとか、形になるまでの過程が一番その人の個性が出ると思うから。

 

この方はお父様も著名なグラフィックデザイナーで、幼少期から才気に溢れ、一貫してデザイナーとしての英才教育を受け、ずっと生涯スポットライトの当たる輝かしい王道を進んできた方だと思うけど、挫折とかそういったものは経験した事は果たしてあったんだろうか…。エネルギーに満ちあふれた作品の数々に圧倒されながら、もし、この輝かしい経歴の中に、ほんのちょっと、そういう小さな挫折のようなものがもしもあったなら、ちょっと見てみたかったなと思う。決して意地悪な意味でも悪い意味でもなく、作品を通しても、経歴を通しても、とても光が多い人生に見える彼女が、もしそういう事があったとすれば、果たしてそれをどうやって乗り越え、これほど力強い沢山の作品を世に放ったのか…とかをちょっと知りたくなってしまった。少なくとも、すべての作品に驚くようなパワーがあって、今の自分の中にはないエネルギーを、作品を通してずっと見せつけられ続けた展示でした。

 

そして物販で見た、ビョークコラボのTシャツ、Sサイズが売り切れてて無かったから買えなかったけど、かわいくて欲しかったな〜。

 

最近、久しぶりに連絡を取ったりする友人知人もぼちぼちいてちょっと嬉しい。

人との繋がりが希薄にならざるを得ないご時勢だからこそ、連絡ひとつのその有りがたさを感じますね。